2006年12月26日

インクの混合

ある人は万年筆のインクは混ざらないように神経質になるくらい洗浄には気を使う
徹底する人は1つのペンに入れるインクは絶対に変えないで違うインクは御法度という
一方、そんな事は気にせずに混色して自分の好きな色を作って楽しむ人もいる。

インクは下手に混ぜると化学変化をおこし詰まりやすくなる、さらにはペンに悪影響を
与えるかもしれないと考えられている。(単体で他社製ペンを壊すと言われたものも、、)
それとは反対に自社インク同士なら混色okを謳う所もある。
 (個人的には「それならもっと明るいブルーを作れ」と思う。
  原理的に混色したら元の色より暗くしかならないのだから)

シェーファーの瓶インクのレッドが無くなりかけた。瓶にはポケットがついていて
インクが少なくなっても吸入しやすいとしていますがポケットに集めるのが面倒なので
スポイトで吸って使用済みカートリッジに充填した方が早い。
そうするとその時ちょっと違う色を混ぜてみたくてラベンダーっぽい色を作ってみました

インクの混合

これをsheaffer lady620pelikan m200赤透に入れて使ってみました。
ところがレディの方は、最初はかけるがすぐにインクが切れてしまうような状態になり、
どうも巧くいかない切り割りから先にインクが流れない。色々やったが結局使うのを止めた。
しかしペリカンのほうは吸入式だという事も関係するのか特に問題なし。
極細で10日以上使っているが詰まりは起こっていない。
片方はすぐ詰まり片方は全く問題なし。これはおもしろい。が、底が見えない恐ろしさがある。

セーラーのオレンジインクにシェーファー赤を混ぜてブラウンにした物も作ってみたが、
数日後に使おうとしたらインク丸ごと全部漏れていた。ガッテム



同じカテゴリー( インク/ink )の記事
使用萬年筆4
使用萬年筆4(2007-12-09 16:47)

インク小瓶
インク小瓶(2007-05-13 10:08)

使用中の萬年筆3
使用中の萬年筆3(2006-11-15 23:50)

cartridge:sailor
cartridge:sailor(2006-08-09 00:53)


Posted by セドリー at 00:34 │ インク/ink
この記事へのトラックバック
青色1号だけでは、混色もできずレパートリーが増えないので、他の食用色素についても検証してみる。 色素と界面活性剤が入っていない古典ブルーブラック用原液で、各色素の1 w/v%溶液を...
[stationery]古典インク用に他の色素も検証【趣味と物欲】at 2009年03月04日 20:32