2006年03月18日

万年筆の達人

万年筆の達人

今日、届きました。まだすべては読んでませんが、ちょっと見た感じだと、
「4本のヘミングウェイ」でみた話しもあるようです。「4本の〜」は絶版で希少本なので、
改定版(?)が新しく出たのはまことに喜ばしいことです。手軽とはいいにくい値段ですが、、、

おもしろいのが万年筆の写真ではなくてほとんどが著者による万年筆画という所でしょうか。

初回版は表紙の万年筆の絵が少し盛り上がった特殊印刷仕様。

読み終えました。万年筆の職人の話から始まって、販売店、メーカー、個人の製作者そして
万年筆愛好家(←ある意味ここが一番凄い)まで万年筆にかかわる多くの声を凝縮。

「4本のヘミングウェイ」は職人中心だったので、より幅がひろまっています。

世界有数のコレクターの方のコレクション論もきにいりました。曰く
「きれいになってるのを金を積んで買うのはコレクションじゃない、ドロドロになってるのを
ひとつひとつ探して磨いて修理しるのがコレクションであり、そのためには
基本はコミュニケション


タグ :万年筆収集

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Posted by セドリー at 01:39 │関連本
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自らの文具遍歴の原点を見るようで、なんだか不思議な読後感である。

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