中島 誠之助のつかう万年筆

セドリー

2005年11月23日 01:28

テレビ東京の「開運! なんでも鑑定団」の再放送を録画していたものをみていた
(補足:現在、沖縄では火曜日の15時に少し昔の再放送を流している。本放送は1ヶ月遅れ)

2004年8月期の番組で珍しい企画として10年前の鑑定品を再鑑定するという
その品は「毛利公拝領品 古伊万里 兎皿」10枚(ウチ四枚は傷有り)
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/last_week/last_week0803/last3.html
うさぎの柄の皿というより半分彫刻のような、、、みた事がないよこんなもん
いつもは骨董はわからないことが多いがこれは見た瞬間に凄いものだと確信できた

当時は全部で150万、スタジオの様子も映っていたが鑑定士も四人席でセットも、、
その時いたのは安岡、中島、岩崎、北原の四人、いまでもおなじみですね


(ここから本題)依頼人に中島が手紙をしたためて、再鑑定の依頼をするのですが、
そのときに中島先生は万年筆を使用していました。(毛筆じゃないのね)
スーベーレーンにみられる縞模様の軸で茶色っぽく見えたのでペリカンの廃番になったM500か?
インクは黒を使用しオマスの瓶の特徴的な8角形が映っていた。


わざわざ番組で取り上げてまで再鑑定した結果は、
依頼人予想は200万でしたが、大幅UPの2000万円でした。(美品300万×6、傷有は50万×4)

理由は、番組に登場してから10年間に他でおなじ物が1枚しか出てきてない
それは佐賀県の伊万里鍋島ギャラリーにあるが完品ではなく傷があり
美品(4枚は違うが)で10枚揃い、しかも供箱もキチンと残っているものが他にないからということ