シャープペンシル誕生の話
シャープペンシル誕生の話
早川徳次さんは元々金属細工職人でした。10代の頃にベルトのバックルの
あたらしい特許を取り独立して、20代の初め頃には「早川式繰出鉛筆」を発明しました。
それが海外でヒットし日本でも注目を浴びますがこれからという所で関東大震災に遭い、
妻と子供と工場を失ってしまいました。
借金のために早川徳次さんは、特許の権利と残っていた工場機械を売却してしまいますが、
避難先の大阪で新たに会社を設立し、ラジオの量産化や電卓の商品化、
国内初のTV販売等をてがけのちの「sharp」になりました。
早川式繰出鉛筆は当時は細くて折れない芯の技術がなく
1.15ミリという極太の大きさの芯でした。
ペン先とは反対側の端をまわすことでウニウニと芯が繰り出されてきます。
オリジナルは15本しか作られてません。
本物は「シャープ」の博物館にいくと現物をみる事が出来るらしいです。
現在、プラチナ社より2度目の復刻がなされていますが、0.5ミリの芯をつかい
現在の標準にあわせています。しかし、なぜか同形状のボールペンもあります。
限定1万本(多すぎ;)なので欲しくなった人は、可及的速やかに手にいれてください。
一応、沖縄でも2店舗でみた事があり、手に入るはずです。
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