Capless:PILOT

セドリー

2005年11月01日 01:14



パイロットのキャップレスの現行より1つ前の型だと思われます。定価5000円
鉄ペン先のF(とあるがだいぶ細い、EF相当)
型番はFCN-500Rで1981年12月以降に出たモデルだと判明

他に類を見ないノック式の万年筆で、クリップ側にペン先が収納されているので、
胸に刺した時は上向きになるのでインク漏れしにくくなっている工夫がなされています。
収納時にはシャッターが閉じるのでインクの乾きも心配ありません。

現行のキャップレスとはクリップのつき方が違い一体成形で、軸も丸軸でなく多面体。


持ち歩ける実用万年筆として、万年筆屋の親父も薦めていました。
パイロットのCMでキャップレスは、「新発想」といって紹介されていますが

実は、初代キャップレスは1963年の発売(当時は出し入れは回転式)で40年前にでたもの
たしかにそれ以来、万年筆に新しい機構が加わっていないともいえるので間違ってない、、、

(何回か仕様変更していますが、万年筆スタイル2に詳しく昔のモデルが紹介されてます)

1963年に回転式で発売され、翌64年にノック式になり一時廃番になるも1999年に復活
現行のキャップレスはペン先の材質その他で1万〜2万程度の価格帯
螺鈿をちりばめた特別品は定価5万円。きれいな螺鈿をちりばめて漆塗り仕様となってます


パイロット キャップレス万年筆 螺鈿(らでん)
パイロットキャップレス万年筆
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