2008年04月19日

STEINBERGER GM-4T

STEINBERGER GM-4T

一年前くらいぶりに出してきました。
スタインバーガーのGM-4T。多分20年くらい前に作られたもの
ヘッドレス構造でチューニングはブリッジ側で行います。

このギター(というかスタインバーガー全体)の特徴といえば
ネックに木材ではなくグラファイト素材を使っている事につきます。
(俗に弁当箱ともいわれるGLモデルはボディもグラファイトですが)
そのため非常に整ったサスティンの長いきれいな音が出ます。

エレキギタリストはボディや指板の材はこだわりますが、
ネックについては案外無頓着な人が大半だと思いますが、
三線の世界ではネック(棹)こそがサウンドの要と考えられてます。
スタインの音を聞くとそれが正しいと感じます。

もう一つ大事な要素はトランストレムユニット。
これのおかげで半2音下げや1音上げに簡単に移調できたり、
ハーモニーを保ったままのアーミングプレイが可能。
ま、そのため最初のチューニングが大変でメンドクサイんだけど
移調しやすいという点が支持されているのか
スタジオ系のミュージシャンにスタイン使いが多い
あと、のど自慢のバックバンドでもちょくちょくみかけます。


欲しいと思ったのはDギルモアが同じギターを持っていたから

質屋でみかけて次の日には現金をおろして購入。
まあよくみるとセンターピックアップ周辺が削れていたりフレットが磨り減っていたり
ピックポケットのようなものがつけられたりして酷使された後がみえますが、
そもそもスタイン自体あまり見かけないため手に入った事が幸運でした。

ただヘッドレス&トランストレムのために専用弦が必要で、
沖縄では当時入手できなかったため家族が内地に出張する時に
頼んで買ってきてもらうまで、半年くらいおあずけをくらいました。

STEINBERGER GM-4T


STEINBERGER GM-4T


タグ :廃番


Posted by セドリー at 08:32